悩

投資信託で国内債券って買うべきですか?

笑

人によると思うけど、私は買ってますよ!

国内債券って、安全資産って言われてるけど、日本経済が不安定になればそうとも言えません。

分散投資という観点から見ても、大多数の方は貯金や家などの資産は円で保有していると思いますので、国内債券では外貨への分散ができません。

そういった点では国内債券への投資はリスクと考えられるかもしれませんが、私にはおすすめしたいポイントがいくつかあります。

笑

今日の授業は国内債券について紹介するよ!

  • 国内債券の投資信託はリスクがあるのか?
  • どのファンドがおすすめか?
  • 今後の見通しについて

では、国内債券の投信をおすすめしたい根拠から紹介します。



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国内債券の投資信託はリスクはある?

冒頭でもお伝えしたように、日本経済が低迷したり、日本円に偏った資産配分は分散投資の観点からリスクを高めることになります。

ですが、結論から言うと、その人の将来の資産形成予定によりますが、私は国内債券の保有をおすすめします。

その理由を紹介する前に、国内債券の特徴を簡単に下記に紹介します。

■国内債券の特徴

  • 各国が不況になると国内債券の基準価格が上がる
  • 日本の株価が下がると、国内債券の基準価格は上がる
  • 金利が下がると基準価格は上がる
  • 日本国債だけでなく、国内の社債にも投資している
  • 基準価格の変動が少ない
  • 元本割れのリスクが少ない
  • 利回りは低い

これらの特徴があります。

国内外の株や海外債券と比べると、リスクが少なくリターンも少ない、いわゆるローリスク・ローリターンの資産クラスです。

このことから、一般的にはリスク回避のための資産としておすすめされています。

そんな国内債券ですが、私の場合は少し違った意味で保有しています。

私の国内債券に対する考え

国内債券はたしかに不況に強いです!

かの有名なリーマンショックが起こった時に、日経平均やNYダウは40%近く暴落しました。

他の資産クラスも大きく値下がりました。

そんな世界不況の中で、唯一ほぼ微動だにしなかったのが日本国債です!

増えたわけではないですが、基準価格が大きく変わらなかった!(←ココがとても重要です!)

どういう事かというと、こうした不況で世界中の株価が軒並み下がった時に、国内債券を売り払って、それらの株を安く手に入れることができます。

なので、私としては国内債券は安全資産として考えてはいますが、長期投資のリスク分散という意味合いも混ぜながら、リーマンショックのような世界不況が起こった時に株を買うための資金として貯めているという感覚です。

余談ですが、こうした観点から、不況が起きた時に株を買うための資産として金(ゴールド)やビットコインにも積立てを行っています。

★なぜ金やビットコインも不況に強いのか?
ビットコインは日本では通貨として認められましたが、金のように希少価値のあるとしての側面が強いと感じています。
こうした希少価値のあるは不況時には価格が高騰する傾向にあります。詳しくは下記の記事を参照下さい。
ビットコインの今後を予想!長期投資に向いているのか?

驚

なるほど~!分散投資の意味合いを持たせつつ、世界不況になったら株で一気に儲けようってことか~!先生は腹黒いですね~。

困

腹黒いって・・・(汗)



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国内債券の今後の見通し

国内債券のリスクを考えるなら、今後の見通しは考えておきたい所です。

今後の見通しを考える上で重要なポイントは、国内債券は経済がどのような時に上下するかを知っておく必要があります。

■国内債券に影響を与える因子

  1. 日本株価が上がると国内債券は下がる
  2. 金利が下がると国内債券は上がる
  3. 円安ドル高になると国内債券は下がる

他にもいくつかありますが、大きな所はこんな感じです。

これらの観点で私の主観ですが今後の見通しを考えてみます。

①日本株価が上がると国内債券は下がる

今後日本株はどのような値動きが考えられるかというと、日銀の金融緩和の継続が注目されています。

金融緩和が行われると株価が上昇します。(=債券価格は下落します。)

そもそも日銀は物価上昇率2%という目標を定めて、それに沿う形で金融緩和を行っています。

その中心人物がニュースでお馴染みの黒田総裁です。

黒田さんの任期が2017年度いっぱいなので、後任の方がどこまで施策継続するかがカギになります。

日銀内には金融緩和に反対派の人もいるので、そうした方が後任になると株価は下がると思われます。

転機があるとしたら、黒田総裁が退任されて、後任の方が決まり、日銀の政策が新たに発表されるであろう2018年4月以降に株価も債券価格も大きく動く可能性があります。

とは言え、金融緩和をずっと継続してきて、いきなり方向転換ということも考えにくいので、しばらくは株価の上昇が続き、国内債券にはマイナス要因として働くと考えています。

②金利が下がると国内債券は上がる

2016年1月に日銀がマイナス金利政策を発表しました。

金利が下がるということは、既存の国債の価値が上がるということで、国内債券の基準価格はその後7%程度上昇しました。

しかし、その後は金利が元に戻り始め、国内債券の基準価格は下落傾向にあります。

金利は景気に左右され、景気が良いと金利は上がります。

少しずつですが、国内の景気は回復傾向にあるということですね。

今後も緩やかに景気は回復していくことが見込まれるので、当面の見通しとして国内債券の基準価格は下降傾向になると考えられます。

③円安ドル高になると国内債券は下がる

『アメリカが利上げをする』この話題がでてから、円安ドル高になってきました。

利上げをする→その国の通貨にお金が集まる→ドル高となり、相対的に円安になる。

利上げをすることで、こんな流れが生まれます。

アメリカのFRBはまだあと3回程(2回だったかも)、利上げをすると言ってますので、円安ドル高の傾向が続くかと思います。

利上げは好景気になりすぎるのを抑えるためにも行われますが、アメリカの実体経済はそこまで良くないという話もあり、利上げをするのはしばらく先延ばしになるという見通しがあります。
(いつかはやると思いますが。)

そうであれば、円安ドル高になる要因の1つはなくなります。



国内債券に大きな影響を与えそうなのが、上記3点と考えると、しばらくは国内債券の基準価格は下落傾向になると考えています。

笑

どこまで下がるかは誰にも分からないですので、こうした時こそあえて国内債券に積立てをして、世界経済が不況になった時に株に転換するという逆張りの思考で私は考えています。(もちろん国内外の株等のインデックスファンドにも積立てています。)

今後は下落が予想される国内債券ですが、私のように世界不況になった時のことを見据えての投資であれば、どこのファンドがよいのか?

次におすすめのファンドをご紹介していきます。



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国内債券に投資するならどのファンドがおすすめ?

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私のように、世界不況の時に株を買うための資金確保だったり、長期で安全に資産運用したい人でも、共通して言える目的は、、、

不況時でも価格変動が少ないこと!(利回りはそんなに期待していない)

この1点につきると思います。

そのことを考慮すると、国内債券のファンドに投資する上で外せない条件は下記の通りです。

■国内債券のファンドで外せない条件

  1. インデックスファンドであること
  2. 分配金を出さない(少ない)こと
  3. 各種手数料が安い

なぜ、これらが求められるのかを紹介していきます。

①インデックスファンドであること

インデックスファンドはアクティブファンドよりも基準価格が安定する傾向にあります。

インデックスファンドのため、高利回りは期待できません。

ですが、国内債券に投資している時点で利回りよりも安全性を重視しているはずなので、リターンに期待すべきではないと思います。

何より、インデックスファンドはアクティブファンドよりも長期的に見て優れている事が多いというのも選ぶ理由の1つです。

★なぜインデックスファンドはアクティブファンドよりも優秀なのか?
全てのアクティブファンドよりも優秀とは言いませんが、相対的に見て長期で保有するならインデックスファンドの方が優れている傾向にあります。
その理由を下記の記事で紹介したことがありますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。
投資信託はインデックスファンドで積立てよう!その理由は?

②分配金を出さないこと

分配金を出すことで、ファンドの原資が減り、投資効率が悪くなります。

分配金を出すファンドと比べて、出さないところの方が基準価格は上がりやすい傾向にあります。

基本的に年に1回は分配金を出すようになっていますが、中には1度も出していないファンドもあります。

こうした分配金を出さないファンドに投資することで、投資効率が上がり、利回りが少しでも期待できます。

ですので、毎月分配型のファンドに投資するなどはもってのほかです。

③各種手数料が安い

投資信託にかかる各種手数料とは次の3つです

  • 信託報酬料:ファンドの運営手数料
  • 信託財産留保額:売却手数料のこと
  • 買付手数料:購入時にかかる手数料

中でも信託報酬料は投資効率に大きく影響します。(1番大きな影響があります。)

信託財産留保額は「なし」と設定しているファンドも多いのでこの点も要チェックです。

いつかはファンドを売却して現金化する日が来るでしょうから、そんな時に信託財産留保額を取られるとバカらしいです。

インデックスファンドであれば買付手数料も無料であることが多いですが、同じファンドでも証券会社によっては購入手数料が発生することもあるので、無料の証券会社から選ぶべきです。

ちなみに、買付手数料が無料の投資信託は『ノーロード投資信託』と呼ばれます。

笑

こうした条件に合うファンドを選べばいいんですね!

笑

それじゃ、これらの条件に合うファンドを厳選して紹介しますね!

★おすすめのノーロードファンド
各資産クラスのノーロードのインデックスファンドを比較した記事があります。
興味のある方は参考にしてみてください。
ノーロードのファンドを比較!インデックスファンドに絞ってご紹介!



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おすすめの国内債券ファンド

国内債券のインデックスファンドってたくさんあります。

  • eMAXIS Slim国内債券インデックス
  • iFree日本債券インデックス
  • ニッセイ 国内債券インデックスファンド
  • たわらノーロード国内債券
  • 三井住友・日本債券インデックス・ファンド
  • 日本債券インデックスe
  • i-mizuho国内債券インデックス
  • eMAXIS 国内債券インデックス
  • 野村 インデックスファンド国内債券
  • ダイワ・インデックスセレクト 日本債券
  • eMAXIS 国内物価連動国債インデックス
  • 野村 国内債券インデックスファンド
  • D-I’s 日本債券インデックス
  • MHAM 日本債券インデックスファンド
  • ダイワ・ノーロード日本債券ファンド
  • インデックスファンド日本債券(1年決算型)
  • DIAM 国内債券パッシブ・ファンド
  • 日本債券インデックスファンド
  • 日本債券ファンド
ポイント

この中でも、投資効率に大きく影響する信託報酬料が0.2%未満に絞っておすすめのファンドをランキング形式で紹介するね!(※2017年7月9日時点)

  1. ニッセイ 国内債券インデックスファンド

    nissay_nihonkokusai

    笑

    信託報酬料が紹介したファンドの中で2番目に安いです。(1番や安いのは4位で紹介するファンド)
    安いファンドが良いという観点ファンドを選ぶように述べてきたので、『んっ?』と思ったかもしれません。
    注目して欲しいのは純資産です。4位のファンドは新設ファンドのため、これが少なすぎるので、安定性に欠けます。
    シャープレシオが他と比べて高いことも経費効率が良い証拠です。
    リターンが他と比べて若干低いですが、今回紹介したのは1年リターンと期間が短いものなので、長期で見ないと一概に優劣は決められません。
    国内債券に求めるものはリターンよりも安定性!という点で1位に選びました。私もコレに積立ててます。

  2. たわらノーロード国内債券

    tawara_nihonkokusai

    笑

    1位のニッセイと張り合って信託報酬料の下げ競争をしてくれている有難いファンドです。
    現時点ではニッセイよりも信託報酬料は高いですが、抜きつ抜かれつしているので購入時に信託報酬料を調べてから買うと良いと思います。
    もし、ニッセイよりも信託報酬料が低ければ私はこっちが良いと思いますよ!

  3. 三井住友・日本債券インデックス・ファンド

    mitsui_nihonkokusai

    笑

    他の多くの国内債券ファンドと比べると信託報酬料、リターン、シャープレシオと悪くはないですが、上位2つと比べると若干見劣りします。
    純資産が非常に多いので、安定した運用が可能かと思いますが、国内債券ファンドの場合は売買頻度がそんなに高くないので、個人的には10億円以上あれば十分だと思っています。
    こうしたことから3位としました。

  4. eMAXIS Slim国内債券インデックス

    emaxis_nihonkokusai

    笑

    2017年の2月頃に新設されたファンドです。そのため、1年リターンやシャープレシオはまだ分かりません。
    信託報酬料は国内債券ファンドの中で最も低いです。
    新設ファンドのため、資金流入が少なく純資産が3億円程度しかありませんが、日々着々と増えていってます。
    私としては、このファンドの純資産が10億円を超えたら乗り換えようと思っていますが、まだ安定性に欠けるので4位としました。


★データの項目の意味が分からない方へ
純資産やシャープレシオなどの意味合いについて、理解ができていないと正しいファンド選びができません。
以前の記事で各データの意味について紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
投資信託の銘柄の選び方は?データを良く見て探してみよう!

まとめ

  • 国内債券はローリスク・ローリターンの比較的安全な資産
  • 分散投資の1つとして考慮すべき
  • リーマンショック後も価格は大きく変動しなかった
  • 不況になった時に国内債券を売って、安くなった株を一気に買う手もある
  • 国内債券は『ニッセイ国内債券インデックスファンド』がおすすめ
  • 今後は国内債券は下落傾向にあると考える

繰り返しますが、投資信託で国内債券に投資する場合、私は世界経済がパニックになって株価が暴落した時に株を買うための資金として積立てています。

リーマンショックは100年に1度の大パニックだと言われていますが、その後もいくつか大きな経済の波はありました。

いつ起こるか分かりませんが、備えあれば憂いなし!

ポイント

不況時に株を買うための資金確保だけでなく、分散投資して、資産運用の安定化を計るためにも国内債券は積立てておいた方がよいと個人的には思っています!

※追記(2017年11月14日)
いつか起こるかもしれない世界経済パニックに備えて国内債券にも積み立ててきましたが、利回りがやはり低く、そのための資金繰りであれば現金保有でもほぼ変わらないと考えています。

そのため、現在は、国内債券は全て売却して現金保有しています。

その代わり、保有している現金をIPOに投資する資金として活用し、もし世界経済パニックが起こればその資金を株に投資するインデックスファンドに投資したいと考えています。

ファイナンシャルプランナー&サイト管理人 キリコ

最後まで読んでくれた方に耳より情報

私が実践している、ほぼノーリスクでハイリターンの投資方法を最後まで読んでくれた方に紹介します。
それは個人年金保険と節税を組み合わせた手法です。
多くの方が元本確保しながら単利7%以上期待できます。
詳しくは下記の記事を参照下さい。

ほぼノーリスクハイリターンの投資方法!元本確保しながら資産運用を


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