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IPOはハワイ語だったり、IT用語だったりと様々な意味がありますが、お金の学校で教えているIPOは『株』のことです。

IPOは「IPOは儲かる!」、「ローリスク・ハイリターンの投資手法だ!」、「主婦が片手間に◯◯万円稼いだ!」などなど、お手軽にできて高確率で儲かる話で溢れています。

どれも投資家サイドに立った考え方ですが、今回は企業サイドに立ってIPOの意味や仕組みをご紹介していきます。

笑

エリコ先生、今日の授業お願いしますね!

ニヤ

任せてください!バッチリ勉強してきましたから!!



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IPOってどういう意味?

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※エリコ先生は一夜漬けで勉強したみたいですが、内容はしっかりしてるので安心して下さい。

IPOの意味は新規公開株

笑

IPO(Initial Public Offering)は日本語訳をすると『新規公開株』という意味です。

IPO株と言うと、未上場の会社が、新たに上場するときの株です。

新規上場する時には、その企業は株を証券会社に託して、投資家に購入してもらうよう手配します。

委託される証券会社は1社だけではなく、複数社に依頼が委託されます。

この時に大多数の株を委託された証券会社を主幹事証券、残りを委託された証券会社を幹事証券と呼びます。

基本的には主幹事証券は1社で、幹事証券は複数社となります。

IPOにおける主幹事証券の役割は?

IPOにおいて、主幹事証券はとても大切な役割を担います。

■主幹事証券の役割

  • いつ頃に上場するのがよいかを提案
  • 上場に関する書類作成のサポート
  • 上場規定を満たすためのサポート  ・・・etc

この他にも沢山の役割がありますが、一言で言うと『上場するための準備をサポート』をしていると言えます。

そのため、上場予定の企業はサポート実績の高い証券会社を信頼して依頼するので、国内にいくつも証券会社はありますが、主幹事証券を行う会社はある程度固定されています。

■2013~2015年主幹事証券となった証券会社とその回数

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IPO株の大半を委託されるのは主幹事証券です。

※IPOの当選確率を上げるなら主幹事証券でのブックビルディングがおすすめです。
詳しくは下記の授業で紹介した「当選確率を上げる方法②:主幹事証券から狙え!」の章をチェックしてみてね。
IPOの申し込み株数と当選確率の関係!多いほど当選するの?

ポイント

保有株数が多い主幹事証券でブックビルディングした方が当選確率は上がるので、上位5社の野村、大和、SMBC日興、みずほ、SBIの口座は作っておきたいですね!

幹事証券にもIPO株の一部が委託され、主幹事証券と幹事証券で引受シンジケート団(引受けシ団とかシ団と略されます。)というものを結成します。

引受シンジケート団(引受シ団、シ団)について

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エリコ先生!引受シ団って何ですか?

■引受シンジケート団(引受シ団、シ団)とは?

主幹事証券の1社だけが株を取り扱うよりも、複数社で取り扱った方が、より多くの投資家がIPO株の認知をしやすくなります。
こうしたことから、引受シ団の結成により、

  • ・IPO株の販売力強化
  • ・IPO株が売れ残った場合の責任(リスク)の分散

を行うことが目的です。


このような背景から、新規上場のサポートをしてくれる主幹事証券には多くの株を委託し、販売力強化と売れ残りのリスク回避のために幹事証券にも少しだけ株を委託します。

『IPOは主幹事証券を狙え!』という背景には、こうした主幹事証券の役割と信頼の高さから委託されている株数が多いことがあげられます。

POとIPOってどう違うの?

IPOについて調べていると、似た意味合いでPO(Public Offering)というものが存在します。

IPOとPOは似て非なるものですので、ご注意ください。

POは公募売出しの株のことで、簡単に言うと公開中の株を割引きで買えるチャンスのことです。

株を割引きで買えるならオトクと思うかも知れませんが、POはオススメしません。

というのも、IPOと異なり、儲かる可能性が低いと考えているからです。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

※IPOとPOの違いについては下記の授業で詳しく紹介しています。
IPOとは?通常の株式やPOとの違いは?



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VC(ベンチャーキャピタル)がIPO株に投資する意味はある?

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VC(ベンチャーキャピタル)は上場予定の企業に資金を提供し、代わりに株を貰い受ける機関のことです。

その結果、VCはIPO株を安い株価で取得でき、その企業が上場したら売却して次の上場予定の企業に資金提供(投資)を繰り返します。

■企業とVCはWIN-WIN関係!

  • 企業のメリット:資金援助を得られる
  • VCのメリット:のちに値上がりが見込める未上場株を大量に保有できる

こうしたことから、VCが企業(IPO株)に投資することに大きな意味があります。

ただし、VCが保有しているIPO株を上場直後に大量に売却してしまうと、株価が暴落する可能性がありますので、『ロックアップ』という、売却に関する規制が設けられています。

※ロックアップについては下記の記事で詳しく紹介しています。
IPOのロックアップ解除とは?その条件や意味について!

ベンチャー企業がIPOする意味

ベンチャー企業がIPOすることで様々なメリット・デメリットがあります。

■ベンチャー企業が上場するメリット

  • 世界中の投資家から株券を通して資金を集められる
  • 企業の知名度・信用度があがる

■ベンチャー企業が上場するデメリット

  • 特定の人に過半数の株が取得されると経営権がなくなる(=会社が吸収される)。

驚

IPOって投資家のメリットしか知らなかったけど、企業にもいっぱいメリットがあるんだね!

まとめ

★ココがポイント★

  • IPOは新規公開株のこと
  • 新規公開株の大半を引き受けるのが主幹事証券
  • 主幹事証券は企業が上場するためのサポートも行う
  • 主幹事証券と幹事証券で引受シ団を結成する
  • 引受シ団の目的はIPO株の販売力強化と売れ残りリスクの分散
  • POとIPOは似て非なるもの!PO株の投資はおすすめできない!
  • VC(ベンチャーキャピタル)と上場予定の企業はWIN-WIN関係!
  • 上場することで運営資金の確保、知名度・信用度の向上が見込める

投資家サイドでIPOを考えると、『IPOは初値売りで儲かる株!』というイメージが強いですが、企業側からすると、運営資金の確保などを考えて上場しています。

上場には厳しい条件があって、それができただけでも、その企業は将来が有望視されます。

だからこそ、将来性を見越して、初値が高騰するんです。

ポイント

今回の授業は投資家目線でなく、企業目線での話になりましたが、IPOをするなら知っておく意味のある情報だと思います。

ファイナンシャルプランナー&サイト管理人 キリコ

最後まで読んでくれた方に耳より情報

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