任意整理したら住宅ローンって組めないんですよね？
一般的には組めないって言われていますが、通るケースもありますよ！
若気の至りで結婚前の借金を任意整理したことで住宅ローンが組めない！そんな方は多いと思います。
任意整理をすると一般的には住宅ローンは組めないと言われていますが、そうでないケースもあります。
今日の授業は任意整理後の住宅ローン審査について紹介するよ！
- 任意整理後でも住宅ローンは通る？！
- 住宅ローン審査に通る重要ポイント
それでは、任意整理後でも住宅ローンが通るのか？という所から紹介していきます。
任意整理後でも住宅ローン審査は通る？
任意整理をすると信用情報機関に任意整理した記録が残り、住宅ローンが通らないということは知られています。
ですが、それは5年程度だけの話で、それ以降は信用情報機関からその記録は消されます。
なので、任意整理してから5年ほど経てば住宅ローンは組むことができます。
任意整理してからの5年とは完済後の事ではなく、手続きをしてからの5年後になります！
早期に完済したり、任意整理中でも組めるのか？
現在、任意整理中の方や、5年内に借金を完済した方であれば、住宅ローンを組んでマイホームを持ちたいという方もいると思います。
こうした方の場合、残念ですが信用情報として任意整理した記録が残るので5年間は基本的には組めないです。
ですが、住宅ローンが通った例外もあります。
任意整理から5年内に住宅ローンが通るケース
任意整理から5年経っていなくても住宅ローンの審査が通ったという口コミが多数あります。
このヤフー知恵袋を見ていると、任意整理から5年経ってない方でも住宅ローンが通っている方がおられることが分かります。
どうして任意整理から5年内の人でも住宅ローンが通ってるの？
それじゃ、住宅ローン審査のポイントを見ていきましょう！
住宅ローン審査のポイント
住宅ローン審査のポイントは金融機関によって重視する項目が異なります。
その重要視する項目とは次の通りです。
上記表の中で平成26年、27年ともに90％以上の金融機関が重要視しているポイントをまとめます。
- 完済時年齢
- 健康状態
- 担保評価
- 借入時年齢
- 勤続年数
- 年収
- 連帯保証
- 金融機関の営業エリア
各項目の詳細な条件も金融機関によって異なります。
- 完済時は70歳まで
- 3年以上勤務していること
- 借入額が年収の7倍まで
こんなことが言われていますが、この内容も金融機関によって異なります。
注目して欲しい所は、『カードローン等の他の債務状況や返済履歴』についてです。
平成26年は85.6%ですが、27年には77.5%まで下がっています。データはないですが、24年は89.0%でした。
このことから、債務状況や返済履歴に関しての審査基準は年々甘くなってきています。
ですから、任意整理してから5年内の人でも住宅ローン審査は諦めずにチャレンジする価値はあると思います！
住宅ローン審査を通しやすくするコツ
任意整理中でも住宅ローン審査は年々通りやすくなっていますが、さらに確率を上げる方法を紹介します。
- 企業が提携している金融機関で住宅ローン申請
- 労金を利用する
- 任意整理をした銀行では住宅ローンの申し込みをしない
大手企業に務めている方であれば、企業の福利厚生の1つに特定の金融機関と住宅ローン優遇金利を設けている事もあろうかと思います。
そうした金融機関であれば、企業の信用が高いので審査は甘くなると言われていますし、労金（労働金庫）であれば非営利の金融機関なので、審査が通りやすいと言われています。
また、信用情報機関から任意整理の記録が消えたとしても、任意整理をした金融機関にはその情報が残っています。
そうした金融機関では審査が厳しくなると思われますので避けたが方が無難です。
まとめ
- 任意整理の手続きをしてから5年後は住宅ローンが組める
- 任意整理後5年内であっても組めた人はいる
- 債務整理を行った人でも住宅ローン審査は年々甘くなってきている
- 企業が提携している金融機関や労金を利用すると組みやすくなる
任意整理してから一般的に5年内は住宅ローン審査が通らないと言われています。
ですが、そうでない人も沢山おられ、任意整理をしたかどうかは審査基準の中でも重要度は高いものの、年々重要視されなくなってきています。
低金利の今のうちにフラット35を利用して住宅ローンを組みたい人も多いと思います。
現在の収入と債務の返済を照らして、余裕があるのであれば任意整理から5年経ってなくても住宅ローンの申し込みを試してはいかがでしょうか。