悩

インデックス投資家ってアクティブファンドの事をあまり評価していないよね?なんでなの?

ポイント

私はインデックス投資家で、アクティブファンドの事を完全否定しているわけではないですが、相対的に見てインデックスファンドの方が良いと考えています!

それには様々な理由がありますが、私自身が感じている理由を1つずつ紹介していきます。

なるべくアクティブファンドに不利にならないよう配慮していくつもりです。

今日の授業はアクティブファンドがダメだと言われる理由を紹介していきます!



Sponsered Links


なぜインデックス投資家はアクティブファンドに否定的なのか

アクティブファンドをインデックス投資家がアクティブ投資家の気持ちも考えて評価してみた

まず前提として長期運用に適したファンドの評価としていきます。(一時的に大きく増やしたいというのであれば、インデックスファンドに出番はない。)

その上で、なぜインデックス投資家はアクティブファンドに否定的なのかは、良く引き合いに出されるのが、『多くのアクティブファンドはインデックスに平均的に負けている』という点です。

アクティブファンドがインデックスに負けた割合
引用元: SPIVA日本スコアカード(2018年末版)(S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス)

このデータはアクティブファンドがインデックスのリターンにファンドのを示しています。

1年程度の短期であれば勝つこともあるかもしれませんが、10年という長期で見た場合、どの資産クラスにおいても約6割~9割がインデックスに負けています。

これが、インデックス投資家がアクティブファンドを敬遠する大きな理由です。

でも、このデータでアクティブ投資家側に立ってもう少し考えてみます。

アクティブ投資家側に立って言い分を考える

先程のデータはインデックスに負けた割合であって、インデックスファンドに負けた割合ではないです。

投資信託にかかる一番のコストとされる信託報酬料(維持手数料)がアクティブファンドには係りますが、インデックスには係りません。

では、信託報酬料が係るインデックスファンドはどのくらいインデックスに負けているのか?と言うと、、、

『ほぼ100%のインデックスファンドがインデックスに負けている』と考えられます。

というのも、当たり前ですがインデックスファンドはインデックスに沿った運用を目指すファンドなので、ほぼ全てのインデックスファンドは維持手数料(信託報酬料等)分インデックスに負けていることになります。

アクティブファンドがインデックスに負ける割合は6割~9割と考えると圧倒的にインデックスファンドの方がインデックスに対する勝率が悪いということになります。

怒

じゃあ、なんでインデックス投資家はアクティブファンドを敬遠するの?勝率はアクティブファンドの方が良いんでしょ!

勝率よりもリターンの良し悪し

インデックスファンドの維持手数料(信託報酬料)は0.1%~0.2%程度のものです。

ほぼ全てのインデックスファンドがインデックスに劣ると言っても、インデックスのリターンから0.1%~0.2%程度のマイナスと考えられます。

では、対してアクティブファンドの方はどうかと言うと、ファンドによってマチマチなので一概にどのくらいリターン差があるか分かりません。
(資産クラス別のアクティブファンド全体の平均リターンとインデックスを比較したデータがあればよいのですが・・・。)

ここで、アクティブファンドの代表として、金融庁が長期運用に適したファンドとしてつみたてNISAで運用できるアクティブファンドのデータを見てみます。

つみたてNISA アクティブファンドのリターン

赤丸の所がインデックスに負けている箇所を示しています。

このように、つみたてNISAで金融庁が厳選した長期運用に適したアクティブファンドでさえ、5年~10年で見ると半数近くが大きくリターンを下回っていると言えます。

ニヤ

比較対照のファンド数が少ないから、リターン面で見てもどっちが良いかまだ判断しづらいよね~!

笑

それでは、別の角度から見て見ましょう!

銀行で投資信託をしている人の評価額

銀行の投資信託は半数が元本割れ
参照元:金融庁-投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIを用いた分析<対象:主要行等9行、地域銀行20行>2018年6月29日(一部改変)

こちらは、2018年3月末時点で銀行で投資信託をやっている方の運用状況を見たものです。

直近ではやや下げが起こったものの、アベノミクスやアメリカ好景気の影響があって、株価が上昇傾向にあったにも関わらずこの結果です。

でも、これって投資信託全体の結果なので、アクティブファンドかインデックスファンドかどっちの影響なのか分かりませんよね?

そこで、集計時のデータとは異なりますが、銀行の投資信託販売額ランキングを見てみます。

銀行のファンド販売額ランキング

銀行のファンドランキング

このように、銀行で販売されたファンドの多くはアクティブファンドです。

強引な見方かもしれませんが、好景気にも関わらずマイナスリターンになっている理由の1つにアクティブファンドが影響しているとも考えられます。

呆

かなり強引だけど、そう見れなくもないね!他にも理由はないの?

インデックス投資家がアクティブファンドを敬遠する他の理由

他にもよく言われている事はいくつかあります。

◆アクティブファンドが敬遠される理由
①コストが高いから
②今は良くても未来は分からない
③アクティブファンドがインデックスを形成する

これら3点もわりとよく言われている事です。

1つずつ簡単に紹介していきます。

①コストが高いから

インデックスファンドのコスト(信託報酬料)は0.1%~0.2%程度ですが、アクティブファンドは1%を超えるものはザラにあります。

そのため、市場平均のリターンに加え、ファンドの信託報酬料以上のリターンを出さないとコスト負けしてしまいます。

運用成績はファンドマネージャーの腕次第ですが、信託報酬料は固定でずっと係り続けるので常に信託報酬料を加味した市場平均のリターン以上の成績を上げないといけません。

次に紹介しますが、この常に好成績を続けるというのが難しい所です。

②今は良くても未来は分からない

アクティブファンドが勝ち続ける保証はない

直近数年は運用成績が良かったとしても、常に勝ち続けるというのは至難の業です。

今は良くても未来も良いとは限らないです。

でも、アクティブ投資家からすると、それはインデックスファンドも同じことです。

インデックス投資は過去を振り返ると世界経済は緩やかながらもプラス成長を続けているから、今後もそうであろうという予測のものです。

アクティブファンドのファンドマネージャーがこの先勝ち続けるかどうかは分からないのと同様に、世界経済もずっとプラス成長を続ける保証はないです。

ただ、一個人の過去の運用パフォーマンスの歴史と、世界の過去の歴史の重みを比べると、世界の過去の歴史に期待したいというのがインデックス投資家の私の思いです。

③アクティブファンドがインデックスを形成する

敗者のゲームだったか、ランダムウォーカーだったか忘れましたが、アクティブ運用が良い運用を求めた結果、インデックスが形成されると書いてあったと記憶しています。

そうなると、更に良い運用結果を求めて、更にハードルが高いインデックスが形成される。

だからこそ、アクティブ運用が続くとインデックスには勝てないという考えです。

分かりやすく言うと、学校のテストを勉強せずに受けたらクラスの平均点は60点でした。その時のAくんの点数は70点でした。

次のテストは、Aくんを除いた一部の生徒が点数を上げたくて勉強したら、クラスの平均点は70点に上がりました。Aくんは変わらず70点のままです。

その次のテストは、Aくんを除いた更に一部の生徒が勉強したら、クラスの平均点は80点に上がりました。もちろんAくんは変わらず70点のままです。

このように、頑張る人がいればいるほど、平均は上がっていき、以前は平均以上だったとしても、やがて平均に追いつかれ、追い抜かれることになります。

④その他(精神論)

個人的にアクティブファンドよりもインデックスファンドが良いと思うのは、『負けた気がしない』という点です。

市場平均のリターンを指標に勝った・負けたを考えると、アクティブファンドは勝つファンドも負けるファンドも存在します。

でも、インデックスファンドは市場平均とほぼ同じなので負けた気がしないからアクティブファンドよりも良いというか好きです。

今日の授業を動画で復習

まとめ

★ココがポイント★

  • インデックスに対してアクティブファンドは6割~9割負けているが、インデックスファンドはほぼ100%負けている
  • 長期で見て安定的にプラスになるかどうかが大切
  • インデックスに対してどのくらいリターン差があるかを考えればインデックスファンドの方が無難

取りとめのない話になりましたが、やはり私はインデックスファンドの方が好きです。

今回の話はあくまで長期運用が前提としてインデックスの方が良い可能性が高いというものです。

良いアクティブファンドがあることも知っていますし、アクティブファンドがインデックスよりリターンが下回ってる大きな理由は金融機関の窓口による顧客への短期売買も関係しているとも考えています。

笑

今回の内容を踏まえて、一時的に勝った・負けたはあると思いますが、長期で見ればインデックスファンドの方が良いというか無難だと考えています!

ファイナンシャルプランナー&管理人 キリコ


Sponsered Links