『IPOは主幹事証券を狙え!』
IPOをやっている方、これから始めようとしている方なら一度は耳にしたことがあると思います。
それくらい主幹事証券の口座からブックビルディングに参加することは重要です。
まだ証券口座を開設していない人や口座数が少ない人は主幹事の回数が多い証券会社で開くことをおすすめします。
本日の授業は
- 主幹事が多い証券会社はどこ?
- 主幹事証券毎の当選確率について
これらについてご紹介していきます。
主幹事が多い証券会社で口座開設しようと思ってたから、ちょうど良い授業になりそう(^^)
主幹事が多い証券会社はどこ?
2013年~2015年で主幹事を務めた証券会社をランキングにして一覧でご紹介します。
■2013年~2015年主幹事実績のある証券会社一覧
主幹事が多い証券会社はぶっちぎりで野村證券です。
2013年~2015年の3年間でIPOは240銘柄上場しましたが、その内の1/3以上は野村證券が主幹事です。
主幹事狙いで口座を開くなら野村證券がベストですね!
⇒IPO向けの証券会社のおすすめは?各々の特徴を一覧にしました!
主幹事証券毎の当選確率について
主幹事証券で狙っても『IPOは全然当たらない!』という人は多いと思います。
ましてや、初めて数ヶ月で見切りをつけて止めてしまっては勿体無いです。
あらかじめ、どのくらいの当選確率があるのかを知っていれば落選が続いても次のブックビルディングに繋がるはずです。
まずは、IPOの当選確率に関係する要素を見てみましょう!
- 配分枚数:多いほど当選確率は高い
- 抽選ルール:抽選対象となる割合が高いほど当選確率が上がる
- 口座開設数:口座開設数が少ないほど当選確率は高い
続いて、主幹事証券毎の抽選ルールと口座開設数から当選確率が高い証券会社をご紹介します。
■主幹事実績のある証券会社の当選確率(配分枚数を10,000枚と仮定)
上記の当選確率は当選枚数を1万枚と仮定して計算しました。
当選確率のランキングは、先程の主幹事が多い証券会社のランキングとほとんど逆の順位でランキングしています。
そもそも主幹時証券の役割は割り当てられた株をしっかりと投資家に販売することです。
そう考えると、口座数の多い野村證券に主幹事が集まるのも納得ですね。(その分、当選確率は下がりますけど。)
まとめ
- 主幹事が多い証券会社は野村證券、大和証券、SMBC日興証券
- 主幹事の実績があって当選確率が高い証券会社はエイチ・エス証券、いちよし証券、東洋証券
IPOは主幹事証券を狙うのはベストだと思います。
ですが、当選確率はご紹介したように非常に低いものになっています。
ですから、主幹事狙いだけでIPOをするのではなく、幹事証券も狙ってブックビルディングに参加しましょう!
当選確率を上げるために主幹事狙いに絞るのは良くなってことが分かりました!