ビットコインってお金と考えていいんですよね?だったら、ショッピングとかに使えるんですか?
ビットコインは日本でも使える店が増えていますよ!
世間で何かと話題のビットコインですが、仮想通貨と呼ばれるだけあって、通貨(お金)として使用することができます。
感覚で言うとEdyやWAONなどの電子マネーに近い感じです。
今日の授業はビットコインの使用について
- 日本でビットコインが使える店舗
- ビットコインを使えるお店を増やす方法
- 今後のビットコインの使用について考える
これらの内容を紹介していきます!
それでは、ビットコインが使えるお店から紹介していきますね!
ビットコインが使える店舗(日本)
2017年6月時点でビットコインが使える日本のお店は4,000店舗以上あるとされています。
飲食店、美容院、通販サイト、スポーツ用品店、バー、歯医者、カラオケ・・・etc
様々なジャンルのお店で使用可能です。
どれも、個人経営のお店が多いのですが、
中でも最近話題となったのは、PEACH(格安航空)とビックカメラです。
(※ビックカメラは新宿東口店と有楽町店のみ)
こうした大手企業も参入してきています。
普及率が高まっているとは言え、正直な所、ビットコインを使用できるお店は少ないです。
私自身、ビットコインを使用できるお店を見たことはありません。
自分の周りでビットコインが使えるお店を調べるには下記のサイトが便利です。
coinmap(コインマップ)
https://coinmap.org/welcome/
それじゃ、ビットコインでショッピングは難しいってことですね・・・。
そんなこともないんだよ!ある方法を活用するともっと使えるようになりますよ!
ビットコインを多くの店舗で使えるようにする方法
ビットコインを多くの店舗で活用するための秘訣を紹介します!
やり方はとても簡単で、国内取引所の最大手であるビットフライヤーの口座開設をすればOKです。
ビットフライヤーでは、ビットコインを商品や電子マネーに交換するサービスもしています。
- Amazonギフト券
- nanacoギフト
- V-プリカ
- Edy
- ビットキャッシュ
Amazonギフト券に交換すれば、通販で売っている物はほとんど買えます。
nanacoギフトにすれば、セブンイレブンでドリンクやお弁当、本など日常的に使うこともできます。
Edyにすれば、電子マネー決済ができるお店のほとんどで使用することができます。
このように、ビットフライヤー内でビットコインをこれらに交換すれば日本国内でも使えるお店はグッと増えます!
なるほど!電子マネーに交換すればほとんどのお店で使えますね!
ビットコインを使うメリット・デメリット
そもそもビットコインを使ってショッピングするメリットってあるの?
ビットコインを使用するメリットやデメリットはいくつかあります。
ここでは、実店舗でビットコインを利用するメリットやデメリットを考えてみます。
- 電子マネー感覚で財布がなくてもスマホで決済できる
- 店舗側はクレジットカードで支払われるよりも手数料が安く済む
- 現在、価格が上昇しつつあるので使っても減らない
- 海外旅行先で外貨を持たなくてもビットコインで支払いができる
(つまり、ビットコイン決済には割引などの特典があるかも)
■ビットコインを使用するデメリット
- 価格の変動が激しく思った額で決済できない可能性
- 日本では実店舗で使用できる所が少ない
これらのメリット・デメリットを挙げましたが、現時点では私としては、ビットコインで支払いをするメリットは全く感じません。
というのも、それぞれのメリットを否定的に考えると、、、
- 電子マネー感覚でスマホ決済できる→電子マネーやクレジットカードでいいじゃん!
- 店舗側の手数料が安くなりサービスが受けられるかも→そもそも使える店が少ない
- 価格が上昇傾向で使っても減らない→いつまで上昇が続くか分からない
こんな感じで、否定的に見るとメリットは少ないです。
海外旅行で使用できるという点は良いかもしれません。
クレジットカードで支払っても為替レートの影響があって思った価格で買えないかもですし、海外だとカード情報を盗まれるなどの危険性もあります。
その点、ビットコインだと価格の変動はあるのは同じで、情報を盗まれる危険性は少ないです。
しかも、海外だと使用できる店舗が日本と比べて非常に多いです。(特にアメリカ・ヨーロッパは多い!)
価格がある程度安定することと、使える店舗の普及率が上がることでビットコインの使用価値は出てくると思います。
今後のビットコインの使用について考える
将来的にビットコインはどうなっていくの?
良い方向で考えると、全世界共通の通貨となって、どこの国でも気軽に使えるようになるかもしれません。
そうなれば、日本国内でもどこの店舗でも使用できるくらい普及率が高くなっていると思います。
また、そうなるには価格の安定も大事なので、多少の上下はしながらも現在のように1日に5%~10%以上もの価格変動はないと思います。
ドル/円で毎日10%以上の変動があったら、世界経済はパニックです。
以上をまとめると、、、、
- どこの国でも使える
- どこの店舗でも使える
- 価格が安定する
では、それぞれの項目について現在はどうなのかを見ていきます。
各国の普及率と店舗数
各国の普及率に関してはcoinmapのサイトを見ていただくとすぐ分かると思います。
この図はビットコインが使えるお店を紹介している物です。
図を見ると一目瞭然!アメリカ・ヨーロッパでの普及率がとても高いです。
ですが、オーストラリア、日本、アジア等々まだまだ世界で使える国は少ないです。
ビットコイン価格推移
ビットコイン価格は年々上昇傾向にあります。
1年毎に2倍近く価格が変動しているので安定して推移しているとは言い難いです。
こうしたことから、将来的にビットコインが普及すると断言できる要因はありません。
ですが、普及してきているのは事実です。
日本では諸外国に先駆けて、仮想通貨を法定通貨として法律で認めています。
取引所も増えてきて、現在は国内に13箇所もあります。
三菱東京UFJ銀行などの大手企業も仮想通貨発行に向けての準備を整えています。
仮想通貨という馴染みの少ないものが、こうした大手企業で取り扱われるようになると、ビットコインに抵抗を示す人は少なくなり、普及率が高くなるかもしれません。
まとめ
- ビットコインを使えるお店はジャンルを問わない
- 国内に4,000店舗以上で使えるが、まだまだ少ない
- ビットフライヤーでAmazonギフト券やEdyに交換すれば使用範囲が広がる
- 現時点でビットコインを使用するメリットは少ない
- 長期的に見ればビットコインは普及する可能性あり
ビットコインが使えるお店は着々と増えています。
日々の取引量も300億円以上もあり、流動性がとても高いです。
マウントゴックスの事件などから安全性が問われるようになり、取引所ではセキュリティ強化が当然という認識が高まっています。
いつから日常的に使用できるかわかりませんが、遠くない未来でそういう日がくるかもしれません。
いつの日か、会社で支払われる給料もビットコインか日本円かの選択性になるかもしれませんよ!