こんにちは!お金の学校のキリコです!

日本株をメインに投資するひふみ投信っていう有名なファンドがありますが、私の友人が日本株が好調だった2017年頃に売却したにも関わらず損失を出しました。

基本的にどんな方でもこの時期に売却していたら損する事はないはずなのに、何でそんな事が起こったのか考えて、改めて運用のコツに気づきましたので、その内容をシェアします。

ポイント

友人を反面教師として学んだ事は、日々の基準価額に一喜一憂しない事と、中身を知らないものに投資しない事が大切だと改めて感じました。

You Tubeでも紹介していますので、通勤中や寝る前など聞き流したい方は動画をご視聴下さい。

投資信託で失敗した友人から学んだこと


上図は『ひふみ投信 運用レポート ひふみのあゆみ(2019年09月度)』から引用したものです。

青字で囲っているのが友人が運用していた時期になります。

冒頭でもお伝えした通り、私の友人は2017年頃にひふみ投信を始めて、年内に売却をして損失を出してしまいました。

グラフを見る限りとても好調に見えますが、それでも損をしてしまったんです。

なぜこうなったのか?話を聞いた私がそりゃ失敗するな~と感じたのが次の2点です。

好調の投資信託で失敗した理由
  1. 日々の基準価額の変動に一喜一憂していた
  2. 中身の知らないファンドに投資をしていた

日々の基準価額の変動に一喜一憂していた

話を聞くと、これまでに投資の経験はほぼゼロで、毎日の基準価額の変動をドキドキハラハラしながら見ていたそうです。

『今日は◯万円増えた~♪』、『今日は◯万円減った~(泣)』というように、毎日の日課のようにファンドの基準価額をチェックしていたそうです。

運用は基本的に長期で行うものと考えていますので、このように毎日の基準価額で一喜一憂していたら何十年も続ける事は難しくなると思います。

短期売買でタイミングを狙ってリターンを得たいなら下記の記事の通り投資信託という商品自体がタイムリーに売買できないので不向きですので、毎日基準価額をチェックすることにあまり意味はないです。

そのため、投資信託で運用するなら基本的に長期運用を前提にすべきであり、そのためには日々の価額変動で感情を流されない事が大切だと思います。

特に今回のコロナショックのような暴落が起きたとしても、心乱されず慌てて売ったりしないことが肝心だと改めて感じました。

中身の知らないファンドに投資をしていた

友人にもう少し話を聞くと、ひふみ投信に投資した理由は良いファンドと耳にしたから詳しく知らべもせず購入したようです。

ひふみ投信が悪いと言ってるのではなく、中身を知らずに購入したことが失敗の原因の1つだと思います。

先程もお伝えしたように、投資信託は基本的に長期運用が前提だと考えています。

中身を知らないファンドが下落すると理由もわからないから、怖くなって売りたくなりますよね?

だからこそ、中身を知らないと続かないと私は考えてます。

まとめ

★ココがポイント★

  • 投資信託は長期運用が大切
  • 日々の基準価額変動に一喜一憂しない
  • 中身を知って自信を持って運用継続する

今回紹介したひふみ投信自体は決して悪いファンドではないと私は思っています。

私自身はインデックス投資家で、アクティブファンドのひふみ投信には投資していませんが、アクティブファンドにどれか1つ投資しないといけないなら、間違いなくこのファンドを選ぶくらい優良ファンドの1つだと思っています。

ただし、今回紹介したように、どれほど優良なファンドであったとしても投資家の行動1つで結果は変わってくるので、しっかり勉強した上で投資を行いたいですね!

ポイント

私のブログやYou Tubeでも、つみたてNISAで活用できるインデックス投資に関する情報配信をしているので良かったら参考にしてみてくださいね!