つみたてNISAの日本株ファンドはTOPIXと日経平均どっちを選ぶべきか？

つみたてNISAで日本株に投資したいんだけど、TOPIXと日経平均に連動するファンドがあるよね？どっちを選んだら良いのかな？

こんにちは！お金の学校のキリコです。

つみたてNISAで日本株に連動する投資信託を選びたいと思っても、『TOPIX』と『日経平均』に連動するファンドがあります。

どっちも同じような気がしますが、微妙に違うんじゃないの？適当に選んだら失敗するかも？というように不安になっている方もおられると思います。

ここでは、両者の特徴と違いを紹介し、どちらを選ぶべきかを考えていきます。

結論としては、どちらも大差ないですが、円高に強く、幅広く分散投資されている点でTOPIXが良いと個人的には考えています。

You Tubeでも紹介していますので、通勤中や寝る前など聞き流したい方は動画をご視聴下さい。

TOPIXと日経平均の特徴

日本株の代表的なベンチマークと言えば、TOPIXと日経平均株価の2つがあります。

両者の違いをまとめて紹介すると、

どちらも東証一部上場の銘柄対象ですが、全銘柄を対象としているTOPIX、225社に限定している日経平均株価の違いが特徴的です。

また、組入銘柄の構成比から、円安には日経平均株価が強く、円高にはTOPIXが強い傾向があります。

つみたてNISAでTOPIXと日経平均を選べるファンド

つみたてNISAではTOPIXと日経平均の両方を選べるファンドがいくつかあります。

つみたてNISAではeMAXIS、ニッセイ、たわらノーロードなど人気のファンドからもTOPIXと日経平均の両方を選べるようになっています。

こうなってくると、どっちが良いか分からなくなりますよね。

そこで、ここからは両者のパファーマンスの違いを見ていきます。

TOPIXと日経平均のリスクとリターン

2020年3月末時点でのTOPIXと日経平均株価のリターンを比較すると、どちらも大差ないですがリターンは日経平均株価が高く、リスクはTOPIXの方が小さくなっています。

過去の傾向を見ると、リターンを狙うなら日経平均の方が良さそうですが、今後の為替変動にも注目する必要があります。

両者の特徴でも紹介した通り、円高にはTOPIXが強く、円安には日経平均が強い傾向があります。

ドル円推移

参照：世界経済のネタ帳

過去の推移を見ると、横ばいからやや円高傾向になっているように見えます。

これからも円高に推移するなら日経平均よりもTOPIXに有利な相場になりそうだね！

そうだね！しかも、TOPIXの方が幅広く分散されてて日経平均よりも偏りが少ないから個人的には好きかな！

まとめ

どちらか良いか明確に断言はできなですが、個人的には円高傾向であること、幅広く分散されていてリスクが低いという点でTOPIXが良いと考えています。

TOPIXに絞ったとしても、数あるファンドからどれを選べば良いかは悩ましい所ですが、下記の記事で紹介した通り、ファンドの選び方は簡単です。

日経平均もTOPIXもどちらも大差ないですが、今回の記事がファンド選びで迷われている方の参考になれば幸いです。