投資信託っていくらから始められるんですか?
俺なんか手持ちがほとんどないけどできる??
銀行にお金を預けとくだけではもったいない!さぁ、投資信託を始めよう!!
と、思っても少ない予算だと投資できるかどうか不安ですよね?
そもそも、投資信託ってどのくらいの予算から始められるのか?始めるべきなのか?
今日の授業は投資信託を始める時の予算について紹介するよ!
投資信託はいくらから始められるのか?
銀行預金なら1円から預けることができるけど、投資信託はいくらからはじめることができるのか?
経験がない人だと全く検討もつきませんよね?
投資信託は基本的には1万円から始めることができますが、最近では100円からでも買うことができます。
※同じファンド(投資信託)でも買える額は証券会社によって異なるのでご注意下さい。
どの証券会社がいくらから買えるかは後ほどまとめて紹介します。
一度買ったら、あとで追加料金を請求されたりすることはないので、最初にこれらの資金を用意が後は安心です。
いくらから買えるのか?証券会社別にチェック!
どの証券会社がいくらから始められるのかを調べてみました。(※2017年8月21日時点)
■通常購入と積立の開始可能額一覧
通常 | 積立 | |
---|---|---|
野村證券(総合証券) | 10,000円~ | 1,000円~ |
大和証券(総合証券) | 1,000円~ | 1,000円~ |
SMBC日興証券(総合証券) | 10,000円~ | 1,000円~ |
みずほ証券(総合証券) | 10,000円~ | 1,000円~ |
SBI証券(ネット証券) | 100円~ | 100円~ |
三菱UFJモルガン スタンレー証券(総合証券) |
10,000円~ | 10,000円~ |
東海東京証券(総合証券) | 5,000円~ | 5,000円~ |
岡三証券(総合証券) | 10,000円~ | 10,000円~ |
いちよし証券(総合証券) | 10,000円~ | 10,000円~ |
エイチ・エス証券(総合証券) | 10,000円~ | 積立サービスなし |
SMBCフレンド証券(総合証券) | 10,000円~ | 10,000円~ |
東洋証券(総合証券) | 10,000円~ | 積立サービスなし |
マネックス証券(ネット証券) | 100円~ | 100円~ |
カブドットコム証券(ネット証券) | 基準価額以上(1万口~) | 100円~ |
松井証券(ネット証券) | 100円~ | 100円~ |
岡三オンライン証券(ネット証券) | 100円~ | 100円~ |
楽天証券(ネット証券) | 100円~ | 100円~ |
GMOクリック証券(ネット証券) | 100円~ | 100円~ |
ご覧の通り、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのほとんどのネット証券だと100円から買えます。
なるほど!投資信託って100円からでも買えるってことがよくわかったよ!
表にある通常と積立ってどう違うんですか?
通常購入と積立の違い
投資信託を買うまでの基本的な流れはこんな感じです。
- 証券口座を開設
- 証券口座にお金を入金
- 買いたい投資信託を探す
- 購入金額を指定する
- 購入完了!
積立の場合は、③までは同じですが、④でそのまま投資信託を買うのではなく、積立設定を行います。
もっと詳しく購入までの流れを知りたい方は『投資信託で積立てる!始め方の基本と心構えがココにある』の記事で、楽天証券の画面を例に紹介しています。
このように、基本的には通常購入も積立も買い方はほとんど同じです。
積立をした場合、毎月の特定日に銀行口座から天引きされるようになります。
証券会社にもよるけど積立だと貯金感覚で100円から始められるってことですね!
早速買ってみようと思ったけど・・・基準価額が100円どころか1万円を超えてる所ばっかりだ!これって本当に100円で買えるの??
基準価額が投資額より高くても買えるのか?
いざ投資信託を買ってみようと思っても、基準価額が10,000円を超えている所ばっかり・・・。
まして、100円の投資信託なんてないじゃん?!
そう思った方も多かもしれませんが、投資信託の場合は株と違って、基準価額がいくらでも買うことができます。
その秘密は基準価額と購入口数の関係にあります。
基準価額は1万口あたりの値段で表記されていて、1口から購入することが出来ます。
基準価額が10,000円なら、1口あたり1円(10,000円÷1万口)
基準価額が5,000円なら、1口当たり0.5円(5,000円÷1万口)
このような計算なので、基準価額が100万円を超えるファンドがない限りは大丈夫です。
私の知る限り、100万円を超える投資信託は見たことがないですし、高くても2万円程度までです。
なので、どの投資信託を買うにしても基準価額は気にしなくてOKです!
でも、購入方法は金額買付と口数買付の2種類あるから気をつけてね!
購入方法を間違うと思った金額で買えないことも?!
投資信託を買うには通常購入と積立の2種類ありますが、購入方法も2種類あります。
金額買付:指定した金額で購入する
口数買付:指定した口数で購入する
先ほども紹介した通り、投資信託の基準価額は1万口あたりの金額が表示されていてます。
金額買付でも口数買付でも、どちらも最終的にはそのファンドを口数で保有します。
なので、どちらの方法で購入しても損も得もありません。
ただし、1,000円分欲しい所を間違って1,000口数で購入してしまうと、思った金額で買えなくなります。
(例)基準価額5,000円のファンドを1,000円分買おうとした場合(0.5円/口)
金額買付で1,000円分購入 ⇒ 2,000口分を購入
口数買付で1,000口分購入 ⇒ 500円分を購入
ちょっとややこしいかもしれませんが、要するに指定した金額で買いたいなら『金額買付』を選びましょう!ってことです。
※証券会社によっては、金額買付・口数買付を選択できない所もあるのでご注意下さい。
いくらから始めるべきなのか?
投資信託って100円から始めることができるって分かったけど、いくらから始めたらいいんですか?
私の知人からもよくアイコちゃんのような質問を受けます。
その時にいつも言ってる答えはコレです。
『いつまでに、いくら欲しいのか?』
- あと10年後に家を買いたいから頭金に300万円必要
- 10年後の子供の大学費用に100万円必要
- 退職後(20年後)の老後資金に3000万円必要
こういったことが明確になっていないと、いくらから始めたら良いのかが決まりません。
当ブログで何度も紹介しているインデックスファンドを狙った投資だと、年平均で4~6%の利回りが期待できます。
利回りは、銀行で言う利率(利息)のようなものです。
(※ただし、銀行と違って元本保証がないのが投資信託なので注意が必要です。)
こうしたことを投資信託を始める前に決めておくと、初期投資額、毎月の積立額、投資期間がクリアになってきます。
以前の記事で、インデックスファンドで投資を始めるための手順を詳しく紹介しています。私がいつも使っている初期投資額、積立額、積立期間を算出するツールも紹介していますので、投資信託をこれから始める予定の方は参考にしてみてください。
⇒インデックスファンドで積立投資!始め方から売り方の7STEP
今日の授業を動画で復習
まとめ
- 証券会社によって始められる額は異なる
- 安い証券会社だと投資信託は100円から始めることが可能!
- 基準価額よりも安い金額で買える
- 始める金額は投資目標が明確になれば決まってくる
投資信託は証券会社によりますが、安い所だと100円から始めることが可能です。
以前は500円が最安値だったのですが、年々その敷居は下がってきています。
もしかしたら、今後はもっと下がるかもしれませんね!
投資って何だか怖いと思っている方でも、100円であれば損しても痛くないはず!練習がてら100円からスタートするのもアリですね!