悩

なんでインデックスファンドってコスト重視で選ぶんですか?少々高くても良いファンドもあるんじゃないんですか?

こんにちは!お金の学校のキリコです。

インデックスファンドって手数料が安ければ安いほど良いって言われてますが、元々安いファンドなので、わざわざ乗り換えたりする必要性は感じないかもしれません。

少なくとも運用を始めた当初は私はそう思ってたのですが、たった0.数%の差が将来の運用結果に大きな差をもたらすことに気づいたので、今は少しでも安いファンドを選ぶようにしています。

ポイント

今日はつみたてNISAで運用できる日本株ファンドでコスト差がもたらす将来的なパフォーマンスの差を紹介します。コストが0.37%で20年後には60万円もの差になります!

You Tubeでも紹介していますので、通勤中や寝る前など聞き流したい方は動画をご視聴下さい。

ベンチマークが同じインデックスファンドのリスク・リターンは同じ

インデックスファンドのベンチマークというと、日本株ならTOPIX、米国株ならS&P500などが有名です。

ファンドの種類はたくさんありますが、実は同じベンチマークに投資するインデックスファンドならリスクやリターンに大きな差はありません!

悩

えっ?そうなの!?ファンドの運用の仕方次第で結果も変わるんじゃないの?

TOPIX連動型のファンドで比較

つみたてNISAで買えて、ファンドが誕生してから5年以上のベテランのファンドを例に挙げてみます。

つみたてNISA TOPIXファンド(ファンド運用期間5年以上)
  • SMT TOPIXインデックスオープン
  • eMAXIS TOPIXインデックス
  • ニッセイTOPIXオープン

これらのファンドのリスクとリターンを紹介します。
(2019年9月時点のものになります。)


このように、運用期間が長くても短くても、多少の差こそありますが、ベンチマークが同じならリスクもリターンもファンドに差はありません!

驚

ほんとだ!ベンチマークが同じならどのファンドも成績に差はなさそうだね!

笑

そうなんです!だから、維持コストになる信託報酬料が安いファンドほど期待リターンは高くなるんですよ!実際にコストが与えるパフォーマンスへの影響を見ていきますね!

コスト差が与える運用成績への影響

先程、例に挙げたTOPIXファンドの中で、もっともコスト(信託報酬料)が高いファンドと、安いファンドで比較してみます。

注目して欲しい点は以下の2点です。

比較ポイント

  1. コストが安いファンドほどリターンが高い
  2. コスト差≒リターン差

両ファンドのリスクとリターン、並びにコスト差は下記の通りです。

投資信託のコストを比較するときは実質コストで比較した方がより正確性を増しますので、まずは実質コストを御覧ください。


低コストファンドの<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの実質コストは0.178%でした。

対して、高コストファンドのニッセイTOPIXオープンの実質コストは0.547%でした。

3年分のデータしかありませんでしたので、その期間でリスクとリターンを比較すると若干リターンは低コストファンドの方が良く、リスクの差はほとんどありませんでした。

あと、リターンの差はコストの差と近似していますので、リターン差≒コスト差とも言えそうです。

リスクとかリターンってどういう意味なのか良く分からないよ!って方は下記の記事を参照下さい。

0.37%のコスト差がもたらす影響

上図は先程の高コストファンドと低コストファンドのコスト差である0.37%が、将来的にどのような運用結果の差を生じるのかをシミュレーションしたものです。

運用利回り5%と4.63%、積立金額を毎年40万円として計算しています。

20年で60万円、40年で380万円という成績の差を生じました!

驚

同じリスクを取っているのにコスト差でこんなにもパフォーマンスに違いがでるんですね!

ポイント

そうなんです!だからこそ、同じベンチマークに投資するインデックスファンドを選ぶならコストが少しでも安い方が良いと言えますよね!

まとめ

★ココがポイント★

  • 同じベンチマークに投資するインデックスファンドなら期待リスク・リターンは同じ
  • 同じベンチマークのリターンの差はコストの差
  • コストが安いほど将来的に大きなリターンの差になる

たった0.数%のコスト差であっても、長期で見れば大きな運用成績の差に繋がります。

運用金額が大きくなれば尚更です。

基本的に同じベンチマークに投資するインデックスファンドであればコストが安ければ安いほど良いと言えますので、少しでも安いファンドが出たら、これまでに愛着のあるファンドでも乗り換えした方が懸命と言えそうです。

ポイント

インデックスファンドはコスト競争が激化していて安いファンドが次々に出ています。当時は最安値でも今は違う可能性もあるので、定期的にチェックすることをおすすめします!