悩

つみたてNISAを始めようと思うんだけど投資信託とどう違うの?

こんにちは!お金の学校のキリコです。

最近投資に興味を持った超超超初心者の方に向けて、つみたてNISAと投資信託の違いについて紹介します。

運用を始める前の私は投資信託って、お金をファンドっていうものに預けて運用してもらえるもので、お金さえあれば上手にやってくれるものと思ってました。

でも、実際はそうではなくて、何千種類もあるファンドの中から良いと思うものを自分で選んで投資しないといけないので、株で銘柄を選ぶのと同じようよな感じなんだと勉強してから気づきました。

知ってる方からしたら、何言ってんの?こんなの記事にする必要ない!と言われそうなレベルのテーマですが、私の周囲でもNISAと投資信託の違いを知らない方もいましたので、今回記事にしてみました。

ポイント

結論をお伝えすると、つみたてNISAは投資信託をするための口座で、投資信託はファンドマネージャーにお金を託して株や債券などで運用をお任せする金融商品です。

You Tubeでも紹介していますので、通勤中や寝る前など聞き流したい方は動画をご視聴下さい。

ここからは、投資信託とつみたてNISAについて紹介していきます。

まずは投資信託から見ていきましょう!

投資信託とは?

投資信託はプロにお金を預けて資産運用してもらうものと良く言われます。

とは言っても、証券会社や銀行の窓口にお金をホイッと預けて後はお任せします!という感じではなく、自分でファンドを選んでそこに投資をするものです。


上図の投資信託というのがファンドになり、たくさんあるファンドの中から自分が気に入ったものに投資します。

悩

具体的にどんなファンドがあるの?

つみたてNISAは約170本のファンドに投資できる

2020年5月時点ではつみたてNISAは約170本のファンドに投資することができ年々増えつつあります。

ファンド種類には以下のような特徴を持ったものがあります。

ファンドの種類
  1. 日本株に投資するファンド
  2. 米国株に投資するファンド
  3. 先進国株に投資するファンド
  4. 新興国株に投資するファンド
  5. 全世界株に投資するファンド
  6. 国内外の株や債券に分散投資するファンド

概ねこれらがつみたてNISAで投資できるファンドになります。

もう少し詳しく具体的なファンドまで見ていきましょう!

つみたてNISAで投資できるファンド

日本株・・・たわらノーロードTOPIX
米国株・・・iFree S&P500インデックス
先進国株・・・野村スリーゼロ先進国株式投信
新興国株・・・eMAXIS Slim新興国株式インデックス
全世界株・・・全世界株式インデックスファンド

上記のように投資対象とする日本株、米国株などに応じたファンドがいくつかあります。

まずは、自分が投資したい資産クラス(日本株、全世界株など)を決めて、それに応じたファンド(たわらノーロードTOPIX、全世界株式インデックスファンドなど)を選ぶ必要があります。

※上記は一例を挙げただけで、おすすめのファンドではありません。あしからず。

投資信託はお金を預ければOKではない!

良くある勘違いの1つに、投資信託はプロに運用してもらってお金を預けて任せっきりと考えておられる方もいらっしゃいます。

ここまでに紹介したように、どんな特徴のファンドに投資するかは自分で決めなければいけません。

どんな資産クラスに投資して、どうやってファンドを選べば良いのかは下記の記事が参考になると思います。

続いて、つみたてNISAについても見ていきます。

つみたてNISAとは?


銀行でお金を預金するときには預金口座を作らないといけないですよね?

それと同じで、投資信託をするのにも専用の口座を作らないといけません。

銀行預金にも普通・当座などの口座があるように、投資信託にも、一般、特定、NISAと言った口座が必要になります。

話はそれますが、NISAと同じく話題のidecoも口座の一種のようなものです。

投資信託用の口座の違いについて

投資信託用の口座

一般口座・・・確定申告が必要
特定口座(源泉徴収なし)・・・確定申告が必要
特定口座(源泉徴収あり)・・・確定申告が不要
NISA・・・確定申告が不要

株や投資信託などで資産運用をすると、通常は利益に対して約20%の税金が係ります。

これに対して、一般口座や特定口座(源泉徴収なし)の口座で購入した投資信託で得た利益は自分で確定申告をしないといけません。

特定口座(源泉徴収あり)では自動で利益に対する税金を納めてくれるので確定申告は不要です。

NISAに関しては、そもそも利益に対して非課税なので税金を支払う必要がありません。

また、NISAには下記の3種類の口座に細分化されます。

3種類のNISA口座
  1. NISA
  2. つみたてNISA
  3. ジュニアNISA

それぞれの違いは、年間に投資できる金額だったり、非課税で運用できる期間が異なったりします。

詳しくは下記の記事を参照下さい。

つみたてNISAは証券会社や銀行で口座開設可能

つみたてNISAをするには、まず口座開設をしないといけませんが、多くの証券会社や銀行で口座開設が可能です。

最寄りの都銀や地銀でも口座を作れると思いますが、注意が必要です。

その注意点とは銀行や証券会社によって運用できるファンドが異る所です!

つみたてNISAは約170本のファンドがあるとお伝えしましたが、金融機関によってはその中から1つのファンドしか投資できないという所もあります。

私としては、つみたてNISAをするなら楽天証券が良いと思いますが、どんな金融機関で始めたら良いか悩まれている場合は、下記の記事が参考になると思います。

まとめ

★ココがポイント★

  • 投資信託はプロに運用をお任せできるがファンド選びは自力でする必要がある
  • つみたてNISAは投資信託をするための口座の一種

少しは投資信託とつみたてNISAの違いがクリアになったでしょうか。

肝心なことは行動する事だと思います。

投資信託に関する情報は書籍、ブログ、You Tubeなど様々な媒体で勉強できますので、せっかく興味を持たれたのであればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

笑

私が投資信託を始めるにあたって参考にした書籍は『投資信託の本で初心者向けは?コレさえ読んどけばOK!』で紹介した3冊です。少し古いですが、内容は今でも十分通じますし、古いので中古で安く買えるかもしれません。