ニヤ

先生、IPO株は儲かる!って聞いたんで、お金の学校中退してIPOで生きていきます!お世話になりました~!!

呆

ちょっと待って!
たしかにローリスク・ハイリターンで儲かるけどちゃんと勉強したの??

IPO(新規公開株)はローリスク・ハイリターンの投資方法として年々有名になっています。

しっかりと勉強して、ちゃんとした手法で実行できていれば、着実に儲けている人もいると思いますが、そうでないと痛い目にあうこともあります。

IPOはちゃんと勉強して購入すればかなり美味しい投資手法となりますよ!

笑

今日の授業は、IPOの事をまだ良く知らない方に向けて、

  • IPOによる株式売買は本当に儲かるのか?
  • IPOにおけるリスクは?
  • IPOの選び方

これらについて詳しくご紹介します。

IPOって本当に儲かるの?

私がIPOに抱いているイメージは簡単にまとめると下記の感じです。

■IPOの主な全容
勝率:80%(私自身は100%)
投資額:1回の取引で10万円~30万円内の取引が多い
利益:1回の取引で5万円・10万円の利益はザラにでる。100万円を超える利益がでることも!
リスク:損すれば投資額の10%~20%を失うことになる。しっかり勉強すればリスク回避は簡単!

ローリスク・ハイリターンで、言い方は雑かもしれませんが、とっても勝ちやすいギャンブルと言ってもいいかもしれません。

儲け方はとてもシンプル明快です。

■IPOによる儲け方は至ってシンプル!

  1. 証券会社で口座を開設する。
  2. 証券会社に公開前の株を買う権利の抽選申し込みする。(ブックビルディング)
  3. 当選したら購入権利がもらえ、IPO株が買える。
  4. 購入した株を上場初日にすぐ売る。(初値売り)

こんな感じで、IPOはローリスク・ハイリターンで簡単にできて儲けやすいというのが私の持論です。

実際の購入から売却までの流れを順に紹介しますね。

◆IPOの購入の準備から売却までの流れ

①IPOの株式を購入するなら証券口座を開設しよう!

IPOは株式ですので、証券口座がないと購入することができません。

証券口座というと、大和証券、楽天証券、SBI証券などなど色々な証券会社があります。

IPOは抽選形式で購入権利が得られるので、証券口座を1つだけでなく複数開設することで当選確率があがります。

私は20証券以上開設しています。(↓↓各証券会社への口座開設申込書↓↓)

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IPOを行う上でオススメの証券会社はあるのですが、紹介していくと膨大な量になるので別の記事で紹介しますね。

とりあえず1社だけ!というならSBI証券がオススメです。

過去のIPOの取扱実績が一番多いため、抽選のチャンスが増えます。

SBI証券は『投資信託の選び方は?長期保有する場合のポイント!』で投資信託の長期保有向けの口座としてもオススメしています。

IPOにしても、投資信託で長期運用するにせよオススメの証券口座なので最初の1つ目の口座にはもってこいです。

(※2019年4月16日追記)
参考までに私が口座開設している証券会社は、SMBC日興証券、マネックス証券、みずほ証券、大和証券、SBI証券、東海東京証券、岡三証券、岡三オンライン証券、野村證券、松井証券、いちよし証券、DMM証券、モルガンスタンレー証券、楽天証券、エイチ・エス証券、むさし証券、ライブスター証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、岩井コスモ証券、丸三証券、東洋証券
(※追記終了)

②公開前株の買付申し込み(ブックビルディング)

証券口座が開設できたら、IPO株を購入できる権利をもらうため、抽選の申し込みをしましょう!

これをブックビルディング(=BB)と呼びます。

抽選には費用はかかりませんが、多くの証券会社の抽選条件として公開前価格の株価の金額を証券口座に入金しておく必要があります。

③当選したら購入の権利がもらえ、株を購入

ブックビルディングにて当選したら、IPOを購入できる権利が得られます。

ポイント

当選しただけでは、株の購入は完了していませんので、当選後に購入申し込みをして、株を買うことを忘れずに!

ちなみに、購入時には株の購入手数料はかかりません。

また、気が変わって、当選してから株の購入をやめても、今後当選しにくくなるとか、違約金が発生するとかのペナルティーは発生しません。

④購入した株の売り方・売るタイミング

購入した株は、公開日をチェックして公開直後に売却しましょう!(初値で売却しましょう!)
(※初値:初めて東証一部やマザーズなどに上場された株の値段。)

基本的にIPOは初値で売ると最も利益が見込めますので、すぐに売ることを忘れずに!


このようにやり方は至ってシンプルで、

IPO抽選の申込み → 当選したら株を購入 → 初値で売却する

たったこれだけです。

IPOは簡単で、ローリスク・ハイリターンですが、リスクであり、リスクでないことに注意が必要です。

では、IPOにはどんなリスクがあるのかをご紹介します。

IPOにおける株式売買のリスク

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IPOは上述したように、基本的に株式公開前に株を購入して、上場直後に売却して利益を得ることです。

このことから、IPOにおいて損失がでるパターンは2パターンが考えられます。

■IPOにおけるリスク(損失がでるパターン)

  1. 公開前に買った株の価格が上場直後にマイナスだった場合
    (例:1000円で購入して売却したら900円だった場合)
  2. 上場直後に売らずに保有し続けて値下がった場合
    (※基本的に上場直後が最も儲かるタイミングです。)

①のパターンのように、上場直後の株価(初値)が公開前の価格よりも低くならないためにも、
しっかりと、初値の予想をしておくことが大切です。

★上場直後に確実に売るには?(初値売りの方法)
せっかく当選したIPO株を初値で売り抜けるための方法を下記記事内で紹介しています。当選した時の事を考えて、事前に売り方まで知っておいて損はないはずです。
IPO株の売り方!成行注文で初値売りする方法は?

ではどうやって、値上がりする株を選ぶのか?

私が実践しているとっておきの手法をご紹介しますね。

値下がりしないIPOの選び方!初値予想はブログをチェック!

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IPOの初値を予想するブログは沢山あります。

googleなどで『IPO 予想』と検索すると、山ほどでてきますので、チェックしてみましょう!

その際に参考にしたいのが、各銘柄の評価で、S~Dの5段階で評価されているものが多いです。

それぞれの評価に対しての過去3年間の統計による私の印象は次の通りです。

■IPO銘柄の5段階評価に対する私の印象

  • S:超優秀!積極的に狙え!50万円以上・時に100万を超える利益が見込める。
  • A:超優秀!積極的に狙え!30万円以上の利益が見込める。
  • B:優秀!積極的に狙え!10万円弱の利益が見込める。
  • C:やや危険!平均して2万円程度の利益が見込める。
  • D:最も危険!回避せよ!初値は公開前の価格を下回る可能性大。

このことから、S、A、Bの評価の銘柄は必ず応募するようにしています。

どうして、こんな印象をもったかというと、過去のIPOの事前評価と公開後の結果を照らし合わせた結果を見ていただくとわかると思います。

過去のIPOの年度別推移(2013年~2015年の3年平均)

(参照サイト:96ut.com様

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各評価の銘柄の特徴をまとめるとこんな感じです。

■マイナスが出たらどれくらい損するのか?

S:勝率100% マイナスになることは、まずない。
A:勝率100% マイナスになることは、まずない。
B:勝率90% マイナスがでても1万円程度 (プラスが出ると10万円弱)
C:勝率70% マイナスがでても2万円弱程度(プラスがでても2万円程度)
D:勝率40% マイナスがでると3万円弱程度(トータルでプラスにもなってない)


S評価やA評価の銘柄に関しては直近3年間では初値が公開前価格を上回る確率は100%です。

しかも、利益が平均して数十万円以上という大きなリターンをもたらしてくれます。1回の売買で、数十万円も儲かるなら応募しない手はないですよね?

B評価に関しても勝率は90%程度で、1回の売買で利益は平均して10万円弱見込めます。負ける確率は10%程度で損が出ても1万円程度ですので、これも積極的に狙いたいです。

C評価になると、勝率は70%とまずまずのものの、勝ったら+2万円、負けたら-2万円。人によってはリスキーと考える人もいると思います。

D評価は勝率が低く、儲かっても微々たる額なので個人的に論外です。

ポイント

IPOを評価しているサイトは沢山あって、評価が微妙に違うことがあります。
複数のサイトをチェックして、平均してどの評価なのかを確認してみましょう!

今日の授業を動画で復習

まとめ

★ココがポイント★

  • IPOの基本:口座開設→IPO抽選申込み→当選後に購入→初値で売却
  • IPOはローリスク・ハイリターンである。
  • 様々なブログの評価でS、A、B評価の銘柄がオススメ!

IPOのやり方はとても簡単で、ローリスク・ハイリターンな投資手法です。

購入予定の銘柄選びの時点で、C評価やD評価を選ばなければリスクは更に低くなります。

証券口座の数が多いほど、当選確率はあがりますので、時間に余裕があるときにドンドン証券口座を開設しましょう!

開設しても口座開設料や口座維持料など費用は発生しませんので、開設しておいて損はないはず!

笑

がんばって口座開設して、ブックビルディングに参加しましょう!