困

この前、IPOに当たったけど、利益の20%が税金で持っていかれちゃった・・・。

笑

税金が気になるなら、NISAでIPOを買ってみたら?

NISA口座は本来、長期向けの資産運用で活用すべきですが、使わないくらいなら短期的に資産を増やす事を目指してNISAでIPOをするのが手堅いと思います。

投資の世界で、ローリスク・ハイリターンは存在しないのが常識ですが、IPOに関してはコレが実現できる投資方法です。

笑

今回の授業はNISAでIPOを狙いたい方に向けての内容になります。

  • おすすめの証券会社
  • NISAでIPOをするメリット・デメリット

NISAは1つの金融機関でしか開設できないので、まずはどこの証券会社でやるべきかを紹介していきます。

NISAでIPOが狙えるおすすめの証券会社

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NISAでIPOを狙うには、利用したい証券会社の条件があります!

★NISAでIPOするための証券会社の条件

  1. NISA口座でIPOが買えること
  2. IPO実績が高い証券会社であること

この2つが揃ってないとダメです!

証券会社によっては、NISAでIPOを買えない所もありますし、IPO実績が高い証券会社でNISA口座を開くべきだと思います。

ここからは、2017年5月14日時点のそうした情報も踏まえて主要な証券会社をまとめて紹介します。

※主幹事/幹事数は2013年~2015年の合計
IPO対応 口座数 主幹事/幹事数 抽選方法
野村證券 539万 87/143 全体の10%以上を機械的に抽選。野村ネット&コール、野村ホームトレードの2種の口座がありますが、先に申し込みをした方が受け付けられるので、両口座から申し込む必要はありません。申し込みは一単元のみです。
大和証券 385万 46/118 販売予定数量の15%を機械的に平等抽選。取引実績等によるポイントの残高によって5%が当選するチャンス抽選あり。申し込みは一単元のみ。
SMBC日興証券 276万 45/183 販売予定の10%を平等に抽選。申し込みは複数単元可能ですが、抽選確率に影響はありません。
みずほ証券 167万 32/175 配分予定の10%以上を機械的に抽選。申し込みは原則一単元。複数のIPOに申込時、全てのIPO株の仮条件の最高額は不必要。最も高いIPO株の資金が口座にあればOK。
SBI証券 356万 20/191 配分の70%を抽選する。残り30%はチャレンジポイントにて当選。申し込み数量毎に抽選するので、申し込み数量が多いと当選確率UP。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 150万 16/78 配分の10%を機会的に抽選。申込数量は一単元。当選後に購入を辞退した日から1ヶ月間はIPOの抽選に参加できない。
東海東京証券 43万 8/65 配分の10%を抽選。申込数量に関係なく口座毎に当選。全体の配分量が2,000単元未満の場合は預かり資産や手数料の累計額に応じて当選確率を優遇。(基本的に幹事証券の時は2,000単元未満となります。)
岡三証券 不明 68万 6/106 配分予定数量の10%を抽選。落選したら取引実績に応じた「ステージ制抽選」にて再抽選。(岡三証券をメイン証券口座にしない限りステージ制抽選での当選は厳しいと思います。)
いちよし証券 17万 5/105 9.5%を抽選。申込時に資金は不要。
エイチ・エス証券 10万 2/31 配分予定数量の10%以上をコンピュータにて自動抽選。IPOポイントの使用にて当選確率を大幅にUPできる。(IPOポイントはアンケートや株等の取引実績にて貯まる)
マネックス証券 167万 0/125 配分株数の100%を抽選。申し込み数量は複数単元可能だが、当選確率に影響しない。
カブドットコム証券 100万 0/39 募集中の株数の100%を抽選。当選は基本的に一単元。(『申し込み数<募集株数』の場合は複数単元で当選することもある。)
松井証券 106万 0/21 配分数量の70%を抽選。複数単元での申し込み可能。当選後の辞退は不可。
岡三オンライン証券 12万 0/21 10%以上を抽選。申し込みは一単元。三段階のステージ制があり、取引実績に応じて当選確率UP(岡三オンラインをメイン口座で使ってない限り、基本的に最低ランクのステージ。最低ランクでも10%の当選確率。)
楽天証券 × 204万 0/12 配分予定数量の100%抽選。3段階の取引実績に応じて当選確率が更にUP。(基本的に楽天証券でヘビーに株の売買をしていないと1番下の段階になります)
GMOクリック証券 28万 0/3 100%抽選。申し込みは5単位まで(※銘柄による)。申込数量に応じて当選確率はUPしない。

この中から私が選ぶ、NISAでIPOするのにおすすめの証券会社は次の3つです!

NISAでIPOできるおすすめ証券会社ランキング!

  1. SBI証券

    笑
    主幹事・幹事の回数が多くて、通常は1口座あたり、1口の応募しかできませんが、SBIなら口座内の保有金額に応じて応募が可能!たくさん資金がある人ほど当選確率が上がります!しかも、抽選にはずれてもIPOチャレンジポイントがゲットでき、申し込み続けることでさらに当選確率を上げることができます!

  2. SMBC日興証券

    笑
    主幹事・幹事の回数と口座数から、当選確率が高いSMBC日興証券を2位としました。私も何度も当選実績のある証券会社です。
  3. マネックス証券

    笑
    主幹事は0回と寂しいですが、幹事の回数は口座開設数に比べてかなり多いです。しかも配分の100%が抽選によるものなので、資金が少ない方でも平等のチャンスがあります!



こうして、ランキング付はしましたが、NISAでIPO狙うならブッチギリでSBI証券がオススメです!

NISA口座は1人1口座が原則なので、複数の証券会社でNISA口座を持つことができません。

なので、主幹事・幹事の回数が多く、当選確率が高い証券会社を利用しない手はありません!

SBIなら資金が多ければ多いほど当選確率が上がりますし、ハズレてもチャレンジポイントがつきます。

おおよそですが、SBIで毎回IPOに申し込みしていれば、5年で300ポイント以上は貯まります。

この300ポイントを使えば、ほとんどのIPOで当選することができますので、5年に1回はほぼ確実に当選できる!というのも魅力的です。

笑

NISAでIPO狙うならSBI証券がよさそうだね!

★SBI証券でIPOの当選確率を上げたい方へ
下記の記事でSBI証券でIPOの当選確率を上げる細かな方法を紹介しています。SBIのNISA口座でIPOを狙うなら参考にしてみて下さい!
IPOのSBIでの買い方!当選確率を上げる3つのテクニック!

NISAでIPOを狙うメリット・デメリット

NISAでIPOをするには、そのメリットとデメリットを把握しておかないと、あなたの投資ライフで損をすることになるかもしれません。

しっかりと、メリットとデメリットを把握しておきましょう!

NISAでIPOをするメリット

NISAと言えば、ご存知の通り、投資によって得た利益が非課税になることが最大のメリットです。(NISA以外だと約20%の課税があります。)

IPOは短期的に数十万円から時には100万円を超える利益がでることがあります。

NISA以外だと100万円の利益がでても、20万円程が税金で取られるので、その分が浮くことを考えると大きいですよね?

驚

100万円の利益で20万円も節税できることを考えると、非課税の恩恵って大きいですね!

これが、NISAでIPOをする最大のメリットです。

NISAでIPOをするデメリット

非課税のメリットがある一方で、デメリットもあります。

IPOはなかなか当たりにくいものです。

ただでさえ当たりにくいのに、1つの証券会社だけに絞って抽選に参加すると当選確率は非常に低くなります。

そのため、IPOを狙う大多数の方は複数の口座を開設しています。

NISAは1人1口座が原則で、複数の証券会社で口座開設をできないので、1年間で当たりがでないと、投資可能限度額の120万円の枠を使い切ることはできず、勿体無いです。

つまり、IPOに当たらないとNISA口座を活用できないことがデメリットです。

ポイント

めったに当たらないIPOだから、NISA口座は株とか投資信託で使った方が私は良いと思います!

★IPO以外でNISA口座を活用するなら!
NISA口座を使うなら投資信託のインデックスファンドで長期分散積立投資が良いと思っています。その理由やどんなファンドが良いのかは下記の記事を参考にしてみてください。
投資信託をNISAで!初心者にわかりやすく解説!
投資信託はインデックスファンドで積立てよう!その理由は?

今日の授業を動画で復習

まとめ

★ココがポイント★

  • 主幹事・幹事実績が多い証券会社がおすすめ
  • 最もオススメの証券会社はSBI証券
  • NISAならIPOの大きな利益も非課税にできる
  • IPOだけだとNISAの120万円という貴重な枠を使い切れない可能性が高い

  • NISAでIPOを狙うのは、選択肢の1つとしてはありだと思いますが、120万円の枠を使い切れない可能性が高いので個人的にはもったいない気がします。

    SBI証券で12月最後のIPOに申し込んで、ハズレたら120万円の残りの枠で一気に投資信託や株に投資する使い方なら効率よく使えると思います。

    ですが、その時はタイミング良く株が買えるとは限りませんし、投資信託ならドルコスト平均法による積立投資が使えないことを考慮すべきです。

    笑

    私の場合はIPOは特定口座でチャレンジして、NISAは投資信託で運用しています!