悩

投資信託も株も似たようなものだよね?どこがどう違うの?

ポイント

似ているように感じるけど、実は中身は大きく異なりますよ!

これから投資を始めよう!そう思って真っ先に思いつくのが、株や投資信託ではないでしょうか。

両者とも銘柄やファンドを選んで買う。違うのはプロが運用するかどうかだけ。と、頭では分かっていても株や投資信託の経験がないと何となくしかイメージが湧かないですよね。

そんな方に向けて、両者の仕組みやリスク・リターンの違いなどについて紹介していきます。

笑

今日は株と投資信託の違いについて紹介していくよ!

  • 仕組みやリスク・リターンなどの違い
  • どっちを始めるべき?

まずは両者の仕組みの違いからお伝えしますね!



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仕組みの違い

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2019年1月末時点で、国内で買える株は3,500銘柄以上、投資信託は5,000ファンド以上もの種類があります。

一番大きな仕組みの違いは、リスク分散にあると言えます。

株はご想像の通り、トヨタ、ホンダ、日産など特定の1つの企業を買います。

対して、投資信託の場合は1つの企業の株だけを買うことはなく、各ファンドが掲げているテーマに沿った株を買います。

笑

図解するとこんな感じです!

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このように株と投資信託とでは対象となる株(企業)の数が大きく異なります。

極端に言えば、あるファンドが対象としている株を全て買えば、投資信託も株もほとんど同じと言えます。

他にも、手数料、配当金(分配金)、株主優待、リスク、リターン、売買方法、運用スタイル、必要資金、倒産時のリスク、運用先、運用者といった様々な点が異なります。

まとめるとこんな感じです。

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これらの項目について詳しく内容を紹介していきます。



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手数料

:金額は証券会社によって大きく異なるが売買時に手数料が発生する。
投資信託株同様に売買手数料が発生。加えて、保有しているだけでも手数料がかかる

株は証券会社にもよりますが、購入(売却)額によって手数料が異なり1銘柄あたり100円~200円程度です。

頻回に売買する方に向けて一日の売買手数料を定額にできる所もあります。

投資信託には下記の3種類の手数料があります。

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『販売手数料=購入手数料』『信託財産留保額=売却手数料』『信託報酬料=維持手数料』です。

投資信託の手数料はファンド毎に設定されているので、同じファンドであればどこの証券会社で売買しても基本的には変わりません。

かかる手数料は売買金額に対して一定の割合で発生します。

販売手数料は0.5%~4%程度、信託財産留保額は高くても0.5%程度、信託報酬料は年間で0.15%~2.5%程度かかります。

ただし、販売手数料や信託財産留保額は無料のファンドも多くあります。(信託報酬料が無料のファンドはありません。)

もっと詳しい投資信託の手数料については『投資信託にかかる手数料の目安は?運用成績を少しでもあげるために』を参照ください。

配当金(分配金)

:日本の株は年1回もしくは年2回。(アメリカの株は年4回)
投資信託:年1回、2回、4回、6回、12回と様々だが、年1回もしくは毎月が多い

株は保有しているだけで配当金というお金がもらえます。

もらえる金額はおおよそですが、年平均で保有額に対して2%程度になりますが、10%を超える株もありますが、無配当と呼ばれ配当金を出さない株もあります。

一方で投資信託には分配金と呼ばれる株で言う配当金にあたるものがあります。

投資信託の分配金は、多くもらえることをウリにしたファンドとそうでないファンドによって貰える金額は大きく異なります。

金額が多いファンドだと年平均で保有額に対して10%以上出る所もありますが、無分配と呼ばれ分配金額が0円のファンドも多いです。

困

配当金や分配金が出ない株やファンドなんて魅力がなさそうだね・・・。

ポイント

そんなことないよ!むしろ出ない方が良いと思っています!

★なぜ分配金や配当金がない方が良いのか?
下記の記事は投資信託の分配金について紹介したものですが、分配金を出さない事で運用効率が高まるという考えです。また、株に関しても配当金を出さない事で企業の成長が早まるという考えもあります。
投資信託で分配金なしのメリット・デメリットを紹介!どっちがいいの?

株主優待

:規定の株数を保持しているだけでクオカードや企業の商品がもらえる。
投資信託:保有による優待はない。

株主優待はご存知の方は多いですよね?保有株数に応じて、割引券や商品がもらえる制度です。

これは株にしかない特別な制度で投資信託にはこうした特典はありません

リスク

:ハイリスク
投資信託:ミドルリスク(株よりもリスクは低い)

株は個別の株を1つずつ買いますが、投資信託の場合は複数の株に投資することができます。

そのため、投資信託は分散投資の効果が働いてリスクが低減されます。

怒

個別株でその企業の業績が悪ければ株価は暴落しますが、日本株全体に投資するファンドであれば1社の業績が悪くても大きく値下がりすることはありません!

リターン

:ハイリターン
投資信託:ミドルリターン(株よりもリターンは低い)

先程のリスクと同じような考え方です。

個別株の場合、保有株の企業業績が良ければ株価は大きく上昇します。

一方で、投資信託の場合は複数の株を保持している事になるので、1社だけの業績が良くても大きく値上がりはしません。

笑

株はテンバガーって言って、株価が10倍になる銘柄もあります!夢がありますね!(その分、リスクも高くなるんですが・・・。)



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売買方法

:平日の9時~15時までに注文し、株価は常に変動している。
投資信託:基準価額は1日毎に更新される。注文は早朝・夜間・休日などいつでもすることが可能。定額で積み立てることができる

株は証券会社で口座開設をしないと売買できませんが、投資信託は銀行でも証券会社でも可能です。

どちらでも銀行の預金口座を作る手続きとほとんど似たような感じで口座開設できます。

株には大きく分けて指値注文成行注文2つの注文方法があります。

指値注文は売買したい金額を指定する方法ですが、成行注文はいくらでも良いから売買したい時に使用します。

一方、投資信託の場合は口数指定金額指定の2つの注文方法があります。(証券会社によってはどちらかしか選択できない所もあります。)

ざっくり言うと、口数指定は株で言うと株数の事です。金額指定はその名の通り、指定した金額分を購入できます。

運用スタイル

:短期~長期
投資信託:中長期向け

株はトレードスタイルとして、短期・中期・長期の運用方法が一般的です。

数日で行う短期売買をデイトレード、数週間・数ヶ月で売買するスイングトレードと呼びます。

数年・数十年と長期で企業の成長を暖かく見守りながら配当金や株主優待を受け取りながら運用することも可能です。

一方で投資信託の場合は数日で売買することはあまりなく、数ヶ月・数年・数十年と中長期で運用したい方に向いています。

必要資金

:多くの銘柄で10万円以上は必要
投資信託100円から可能

株は銘柄によって異なりますが、安くても10万円程度は必要です。高いところになると100万円を超えるものもあります。

一方で投資信託の場合は、100円から購入可能です。

ただし、金融機関によって最低購入額が異なり、高いところでも1万円からとなっています。

ポイント

投資信託だったら少資金でもできるってことですね!

倒産時リスク

:価値はほぼゼロになる
投資信託:運用額は保護される。

株で最も怖いものの1つが倒産でしょう。

もし投資していた企業が破綻してしまったらほぼゼロになります。

一方で投資信託の場合は、株に投資するファンドであれば複数銘柄で運用しているので1社が倒産しても基準価額(株で言う株価)は下がりますが、無価値になることはありません。

また、運用しているファンドやお金を預けている証券会社、信託銀行といった所が倒産しても、倒産直前の運用金額が保証されます。

運用者

:個人
投資信託:プロ

株は個人で銘柄を選び売買するタイミングを決めないといけません。

一方で投資信託の場合は、『投資信託が儲かる仕組みって?詳しく解説していくよ!』で紹介したように、運用するファンドを自分で決めれば、あとはお金を預けておくだけでプロが勝手に売買してくれます。

悩

株と投資信託の違いは何となくわかったけど、どっちを始めたらいいのかな?



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どっちを始めるべき?

両者の違いが何となく見えてきた所で、自分はどっちを始めたら良いのか悩みますよね?

ズバリ!悩んでいる時点で投資信託がおすすめです!

悩

なんで悩んだだけで投資信託なんですか?

ポイント

投資信託の方が初心者向けだからですよ!

なぜ投資信託は投資初心者向けなのか?

これまでに紹介してきた中で特に重視したいのがリスクと必要資金です。

株の場合は、安い銘柄もありますが優良と思える株を探して投資しようと思えば10万円以上の資金は必要になってくると思います。

また、一日の値動きが激しく、1日で5%~10%以上も株価が動くことはザラにあります。

つまり、10万円で買った株だと1日で5千円以上増えたり、減ったりすることもあります。

投資信託の場合は株ほど大きな値動きはなく、投資金額も100円からと初心者にとって敷居は低いと思います。

また、株や投資信託は共に勉強してから運用する方が好ましいと思います。

株の場合はファンダメンタル分析(企業業績などの分析)やテクニカル分析(日々の値動きの分析)などを駆使して3,500以上ある銘柄を探す努力と売買タイミングを決めないといけません。

一方、投資信託の場合はファンドさえ決めておけば後はプロにお任せなので株のような面倒くささはありません。

ポイント

投資信託の方がまだ簡単そうだね!

笑

勉強も本を数冊読んだりブログの内容を読んだら割と簡単にできると思いますよ!

★投資信託の勉強をしたい方へ
下記の記事で投資信託を始めたい方に向けて、口座開設からファンドの選び方や売買について紹介しています。また、私が今までで読んだ中でおすすめの書籍が3冊あるので時間がある方は熟読すると投資信託を始められると思いますよ!
投資信託初心者の方必見!やり方を誰でも分かるように詳しく紹介!
投資信託の本で初心者向けは?コレさえ読んどけばOK!

今日の授業を動画で復習

まとめ

★ココがポイント★

  • 投資信託は複数銘柄に分散するのでリスクが低い
  • 株はハイリスク・ハイリターン
  • 投資信託の方が初心者向け

株と投資信託の違いについて少しはクリアになったでしょうか。

どちらも元本割れのリスクがある金融商品ですが、投資信託の方が初心者向けだと思います。

まずは少額からスタートしてみるという手もアリだと思います。

ポイント

不慣れなうちに大金を投資せず感覚を掴んでから運用するのも良いと思いますよ!

ファイナンシャルプランナー&管理人 キリコ


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